はじめに

セブパシフィック航空(Cebu Pacific Air)という航空会社をご存じでしょうか。フィリピン好きの方以外にはあまり馴染みがないかもしれませんが、フィリピン最大の航空会社で、航空券が安いことで知られています。この記事では、そんなセブパシフィック航空の魅力や利用するに当たっての注意点などについてご紹介します。

どんな航空会社?

フィリピンの航空会社というとナショナル・フラッグ・キャリアでもあるフィリピン航空がよく知られていますが、そのフィリピン航空以上のシェアを誇っているのがセブパシフィック航空。フィリピンのマニラ(ニノイ・アキノ国際空港)とセブ(マクタン・セブ国際空港)をハブ空港とするLCC(ローコストキャリア、格安航空会社)です。

安全なの?

LCCはコストを抑えて価格が安いのが特徴です。安いのは嬉しいけれど肝心の安全性はどうなの?と不安に思われる方もいるでしょう。LCCは機体の整備なども最小限に抑えていますが、さすがに安全基準を満たしていなければどの国でも就航させてもらえません。

実はセブパシフィック航空もかつては安全確認体制を疑問視され、EU域内に乗り入れを認めらない、といったこともありました。現在はEUの安全基準もクリアし、安全が認められていますのでご安心ください。

日本路線

2019年10月現在、日本とフィリピンを結ぶ便は、

東京(成田空港)

大阪(関西国際空港)

名古屋(中部国際空港)

福岡(福岡空港)

の4都市から就航しています。

成田からはマニラ便が1日2便、セブ便が1日1便、クラーク便が曜日限定で1日1便、往復しています。また、大阪、名古屋、福岡からはマニラ便がそれぞれ1日1往復しています。

チケット購入に当たってのコツと注意点

セブパシフィック航空のチケットの購入方法は、事実上Web購入のみです。フィリピン国内でセブパシフィック航空の代理店や販売店のようなところが店舗販売していることもあるのですが、金額的にWebより割高になりますのでオススメしません。

Webでの購入

Web購入は、セブパシフィック航空のホームページからできます。日本語にも対応しています(少々おかしな日本語になっているところはご愛嬌)。FSC(フルサービスキャリア)のチケット予約と同様に、日付や出発地、到着地など必要な情報を指定して便を選び、名前やクレジットカード情報などを入力すればできますので難しくはないでしょう。

ただ、最後の方にオプションで保険、手荷物、機内食について入力するところがあるので正しく入力するようにしてください。

キャンセルは要注意

購入にあたってもっとも注意が必要なのがキャンセルポリシーです。セブパシフィック航空はLCCだけあって、予約したチケットをキャンセルするには片道あたり1万円のキャンセル料がかかってしまいます。予定が不確かな時は予約しない方が無難かもしれません。金額が高いのでご注意を。

こまめにチェックを

少しでも安く購入するためのコツとしては、チケットの代金は予約状況などに応じて上下するので、こまめにチェックして安い時を見極めることでしょう。また、Web上でセールをやることもあるので見逃さないように頑張りましょう。

ホームページ

機内サービス

セブパシフィック航空の良いところは、何と言っても値段が安いこと!です。とにかく安く移動したい方に、ぜひオススメします。

一方で、利用者にとってあまり嬉しくない点もありますので、特に不慣れな方が利用する際には注意が必要です。

シート・クラス

セブパシフィック航空はエコノミーのみでファーストクラスやビジネスクラスはありません。クラス別の優先チェックインとか優先搭乗とかもなく、全員平等(笑)です。

それはいいのですが、シート幅やシートピッチは非常に狭いことで有名です。リクライニングの角度はかなり控えめ。ビジネスクラスのようにシートを水平にして寝ることはもちろんできません。いつでもどこでも眠れるタイプの方には問題ないかもしれませんが、そうでなければ機内で気持ちよく寝るのはなかなか難しそうです。

一方で、安いんだから仕方がない、乗り心地なんか二の次、安さの割には悪くない、4~5時間のフライト時間なら我慢できる、といった意見もあるようです。

なんとか少しでも広いシートに座りたい、という方は、一番前のシートを予約しましょう。他の席よりは足を伸ばせるスペースが広いので、ちょっと楽です。

耳寄りの情報です。当日12もしくは14の非常口座席に空席があると選択できますよ。他の座席に比べて少し広いです。日系のエアラインと同じくらいでしょうか?

また座席にはこのようにUSBコンセントがあるのがありがたいです。

機内サービス

ブランケットを借りたり機内食を食べたり、といった機内サービスは、すべて有料です。また、座席の前のモニターはなく、エンターテインメントを楽しむことができません。だからといってCAさんの接客態度が特に悪いということはなく、いたって普通。たんたんと自分の仕事をしている、という感じですね。

FSC(フルサービスキャリア)に慣れていると物足りなく感じるかもしれませんが、過剰なサービスが一切ないのでむしろ居心地が良い、その分安いので良い、と思う方もいるようです。

修行僧のあなたダメですよ(笑)ANAやJALとは違って安く行ける事に価値があるで。いい面をみましょう!!

機内食はなくても空港などで買ったものを持ち込んで食べることができます。まずい機内食を食べるより良いとか、寝ているところを機内食のために起こされることがなく、自分のタイミングで食べられる、といった好意的な意見もあるようです。

もちろん、あらかじめ申し込んでおけば機内食を食べられます。申し込みをせず機内で注文できるのはカップ麺くらいで、お金を払ってもそれ以上は難しい場合がほとんどです。フライト時間が短いので食事を注文しなくていいや、と思う人も多いようですが、出発時間が大幅に遅れたために機内でやっぱり何か食べたい、となるかもしれません。

心配なら搭乗前に非常食(笑)を購入しておくと良いでしょう。また、機内では現金での支払いで、おつりはペソで来ます。

ブランケット類も有料です。セブパシフィック航空の機内は、他の航空会社と比べて寒いと言われています。寒がりだが節約したいという方は、自分で防寒対策をしましょう。

空港でのサービス

空港でのチェックイン手続きや乗り継ぎの手続きもスムーズとは言えません。日本の空港のようにテキパキとは進みませんので、心積もりをしておきましょう。もちろんラウンジなどもありません。

プライオリティパスをお持ちのあなたは専用のラウンジがあるのでLCCを利用する時は重宝します。

飛行機が遅れた場合

日本国内の航空会社とはアライアンスが違うため、到着が遅れると乗り継ぎができなくなるというリスクもあります。ギリギリのフライトを予約は避けた方がいいです。私も他のLCCで乗り遅れた経験があります。

LCCは2都市間の輸送だけをするのが基本で、乗り継いで利用するのは自己責任、というスタンスです。仮に乗り継ぎで予約していて最初の便が遅れて乗り継ぎに間に合わなくても、次の便への振り替えや宿泊の用意などは一切してもらえません。そのリスクを絶対に負いたくない方はFSCを利用するのが無難です。

手荷物の重さに注意

手荷物検査は、一つずつキッチリと重量をチェック場合もあれば、重そうなものだけチェックする場合、さらにはまったくノーチェックで超過していてもスルーということもあります。

セブパシフィック航空のホームページでは、

乗客1名様が機内に持ち込める手荷物は、最大重量7キログラム、 最大寸法56cm x 36cm x 23cmの手荷物1個となります。

機内持ち込み手荷物1個のほかに、大きさ 35cm x 20cm x 20cmを超過しない小さなバッグ1個を持ち込めます

だからと言って、運を天に任せるのはあまりオススメできません。キッチリチェックのパターンに遭遇すれば、重量がぎりぎりだと超過とみなされて超過料金を取られてしまいますので、少し余裕を持っておきましょう。

一応機内持ち込み7kgまでは無料です。(覚えておいてくださいませ)

一言

なぜ、セブパシフィック航空を利用するのか?もちろん金額面もそうですが、東京を起点に考えて貰いたいのですが、セブまでのダイレクトフライトがあるからです。日系のFSC(フルサービスキャリア)を使うとマニラで乗り換えです。ターミナルも離れていて正直面倒です。私は今まで8割がこのパターンでしたが、今月2回目のダイレクトフライトをします。

普段はFSC(フルサービスキャリア)なので窮屈な部分を我慢して行きます。

ちなみに今回の成田ーセブ間ですが往復19,000円です!安いですよね(笑)語学留学など今後予定しているあなたはうまく利用してみるのはありですよ。

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最後に

いかがでしたか。セブパシフィック航空の魅力をお伝えしてきましたが、LCCならではのメリットがある一方で、注意が必要な点もありますね。時間に余裕がない方、機内食やエンターテインメントが必要な方、預け荷物が多い方は、FSC(フルサービスキャリア)を利用する方が良いでしょう。

でも、とにかく安く移動したい方、お金をかけずに直行便に乗りたい方、時間に余裕がある方、機内が狭くても平気な方にはオススメです。ぜひ利用してみてください。

 



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紫腹筋コロコロトラベラー

世界41ヶ国・80都市以上、タイに関しては7年間で25回以上訪問 しています。 年間8回程海外に行き、ANA/JALの上級会員。現在紫ホルダーで 快適な飛行機ライフを送っている。 飛行機・ホテル・沖縄、グルメをなど得意分野です。 YouTube活動も行うVLOGERです。 BTF Createとして元お笑い芸人のシンゲンさんと一緒に 活動しています。